事業案内


組立・溶接加工
樹脂の組立・溶接には複数の方法があり、図面の指示に応じて最適な手法で対応しています。いずれも手作業で丁寧に組み立てを行い、最終形状に仕上げる重要な工程です。水漏れや強度不足といった不具合が発生しないよう、細心の注意を払って作業を進めています。






樹脂の組立方法
接着剤による接合
特徴: 広範な材料に対応。強度は接着剤の種類に依存
項目: 考慮すべき要素
部品サイズ: 小型(超音波)〜大型(振動・熱板)
材質: 熱可塑性か熱硬化性
接合強度: 機械的強度が必要かどうか
コスト・生産量: 初期投資・ランニングコスト
精度・外観: 仕上がりやバリの有無
樹脂の溶接方法
熱風溶接(ホットエア溶接)
原理: 熱風(ホットエア)で接合面を加熱し、軟化させて圧力をかけて溶着
用途: パイプ、タンク、板材などの大型部品
特徴: 比較的シンプル。接着剤不要
超音波溶着
原理:
熱風(ホット超音波振動で摩擦熱を発生させ、局所的に樹脂を溶かして接合
電子部品、医療機器、小型部品
高速・高精度。金型が必要
エア)で接合面を加熱し、軟化させて圧力をかけて溶着
用途: パイプ、タンク、板材などの大型部品
特徴: 比較的シンプル。接着剤不要
振動溶着
原理: 2つの部品を加圧しながら高速で振動させ、摩擦熱で接合
用途: 自動車部品、大型部品
特徴: 複雑形状にも対応可能
